〈自分で選べる力〉を育むこと

こんにちは!

ハピネス・スマイル☺︎です🎻


私はこれまでの経験則ですが、すべてのお子さまがより楽しく過ごして大人になっていくために、生きていくために必要な力としてつけていってほしいな、必要だなと思うことがいくつかあるので、このブログの中に書き溜めていきたいと考えています

今回は<自分で選ぶこと>つまり、自己選択についてお話します


<自己選択>とは、自分に関することを自ら選ぶこと

さらに言うと、その先に<自己決定>すなわち、決めるということがあり、

これは社会で自立し、充実した生活を送るためには欠かないスキルと言えます


自己選択や自己決定ができないと、

何事も「決められない。何したらいいの?」という壁にぶち当たってしまい、

誰かに(例えば周りの大人や先生に)決定を委ねることになります

そうすると、自分で選んだり決めたことではないので、

自分の意思ではないことをするわけで。。。


「ママがこうしたらいいって言ったからやっただけ」

「◯◯しなきゃよかった」

なんていうことにもなり兼ねません


例えば外食に行ってメニューを見ても選べず、家族に選んでもらったとします


美味しかったら、それはラッキー!

ですが、思った味や好みではなかったら‥?


食べ物レベルのことならまだしも、就学先や就職先、住まいなど

人生をある程度左右するようなことだったら??


そう考えた時に、子どもの頃から自分で選ぶ・自分で決めることが

できるようになっておくことが大切だなと私は思っています


ただ、ここで重要なことは、

「何したい?どうしたい?なんでもいいから言ってみて」という

オープンな質問をするのは違うということです


<何>、<どう>、<なんでも>などの抽象的な表現は

範囲が広すぎて、何も考えつかない→思考停止という状態を生みやすいので、

選択肢を出したり、具体例を複数挙げるのが大切です


一つではなく複数とする理由ですが、仮にひとつだった場合、

質問者の意見に子どもが寄ってしまうからです


「何して遊びたい?例えば水遊び」と一択だったとしたら、

多くの場合は「それでいい」、もしくは

水が嫌いな子の場合は「イヤ」という反応が予想できます


でもこれが、

「例えば水遊びとか、シャボン玉とか」

と2つだったとしたら、少なくともどちらかを選ぶということはしますよね


仮にどちらも「イヤ」だったとして、それは一択の時のイヤとは意味合いが変わって

きます


そして大切な対応としては、子どもが選択できた時に

「自分で選べた」ということを褒めてあげることだと思います


自信がつくというのも理由の一つですが、自分で選んだり決めたことには

責任を持てるというのが大きいです


ご飯の時に、「どれから食べる?」と聞いてみるのもアリかもしれませんね☺️


今から履く靴を左右どっちから履くか、くらいの些細なレベルのことでも

全然よいので、とにかく自分で選ぶ・決めるを大事にしたいと私は思っています


余談ですが、レッスンで時々シールを使うことがあるのですが、

ここでも選択肢は多すぎない方が良い場合がほとんどです


シール自体が好きな子どもは多いけれど、魅力的なものばかりで

しかし選べる枚数が1枚となった場合、選べない状態が発生しやすいので

ある程度(種類など)絞ってから「この中ならどれにする?」と質問し直すようにしています


もし少しでも参考になれば幸いです









子育てサポート型の音楽教室♪ハピネス・スマイル☺

個性豊かなお子様の子育てサポートに特化した、音楽教室です 「発達特性を強みに変える」をモットーに、療育指導歴15年以上のバイオリン講師が指導しています 【コース】 バイオリン、リトミック 【保有資格】 保育士、リトミック研究センター指導者資格、児童発達支援管理責任者 ハピネススマイル☺は、神奈川県の海老名と藤沢にあるバイオリン教室≪music circle スエルテ≫の姉妹教室です